◆港区の責務と考えています。国際文化交流を通じて国際社会の平和の実現を。


左から やなざわ亜紀、武井雅昭港区長、元国連事務次長の明石康さん

左から やなざわ亜紀、武井雅昭港区長、元国連事務次長の明石康さん

私は、昨年の第1回定例会において、2020年に東京オリンピック・パラリンピックが開催されることを踏まえ、オリンピック・パラリンピックは、「平和の祭典」であること、これを機に、日本は国際社会の平和にさらに貢献していく国にならなければならない、そしてそのためには、自国を愛する心を育むと共に、多文化・異文化への理解の促進が重要であり、それは子どものころから世界中のすばらしい文化に触れて、その多様性を知り、お互いの違いを認め合える環境をつくる必要があるとの考えを述べました。

 

そのうえで、港区内には、81か国もの大使館があるので、その地域性を活かし、大使館との連携など、区の国際性豊かな文化交流の取組みをより進めていくべきだと訴えました。

 

これに対し、武井区長からは、「東京オリンピック・パラリンピック競技大会の開催決定を契機に、区民の国際文化交流に対する関心が高まっている動向を踏まえ、区民がより多くの国の文化を体験し、交流できるよう、各国大使館との連携を一層強化してまいります。」との力強い答弁を頂きました。

その後、区内では、区役所1階のロビーでの各国の展示会の開催、区民まつりにおいて15の大使館が出店する「国際友好広場」が設けられるなど、大使館と連携した様々な事業が展開され、区民は、区内に居ながら、世界の多様な文化に触れ、理解することができる機会が増えてきています。(まだまだこれからも積極的におもしろい取組を実現していきたいです)

 

そして、私の強い想いとしてあるのが、区の国際文化交流を通じて、国際社会の平和の実現に取組んでいきたいということです。

今日もジャカルタでテロが発生。世界では、多くの紛争や衝突が繰り返されています。

区内に立地する大使館の中にも、本国が内線や社会的な混乱の中にある国、本国相互で争いが絶えない国々もあります。

しかし上記したように、区内では、81か国の大使館と区役所が隣人同士、まさに軒を連ねているのです。

このような都市は、国内には港区をおいて他にありません。

こうした環境を、国際平和の実現に活かすことは港区以外にはできないことであり、国際平和の実現を広く世界に訴え、貢献することは、むしろ区の責務であるとすら思うのです。

 

隣人同士が強く結び合いながら仲良く暮らす、こうした社会の実現を求めることは、世界共通の価値観です。
そして、日本では、隣人同士の結び付きを強めるために、お祭りや芸能といった文化を活用する伝統を今も持っています。
これらのことを考え合わせれば、区内で文化の交流を通じて、様々な事情を抱える大使館を相互に結び付け、国際平和の実現に貢献することは可能だと考えています。

 

前回の第3回定例会決算特別委員会において、私は区の国際文化交流の取組みの目的に「国際社会の平和実現への貢献」を大きく掲げていただきたいと訴えました。

その後、開かれた「港区国際力強化推進フォーラム」では、私のそうした想いも汲み取っていただき、区長のお言葉として訪れた各国大使館の方々、関係者の方々にお伝えいただけました。非常に嬉しかったです。

これからも地道ではありますが、今の自分にできることとして、こうした行動をおこしつつ、少しずつでも平和に貢献していきたいと思います!
港区議会議員 やなざわ亜紀

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