ご存知ですか?「釜鳴神事」@御田八幡神社


東京都港区三田に御田八幡神社があります。
そこで5月15日に釜鳴神事がありました。
釜鳴神事は、釜の響き、鳴り方で吉凶を予想する神事です。
昔は、釜が鳴り響く音によって農作物の実りの吉凶を占うというものでしたが、
周囲に田畑がなくなった現在では、釜の音によって今後の景気の行方を予想するのだそうです。
古くは日本書紀にも見られるとか。
岡山県の吉備津神社の釜鳴神事が有名で、
江戸時代の書物、上田秋成の『雨月物語』には「吉備津の釜」という物語もあります。
他は東北地方には未だ数カ所残っていますが、
東京ではこの御田八幡神社1社を残すだけだそうです。
私はずいぶん昔「吉備津の釜」を読み、
「昔はそんなことをしていたんだなぁ」と思ったことがありました。
現存しており、また港区三田という、こんな近くの神社でその神事があることに感動し当日参列しました。

釜鳴り神事は、宮司が竈(かまど)に火を入れて水の入った釜を載せ、甑(こしき)を載せてしつらえます。
宮司や祭員が大祓詞(おおはらえ)を奏上して声が唱和していくうちに、
釜からブオーーーーーーーーーーーーンと音が!!!
低ーい、身体の中に響きながら入ってくるような音でした。
宮司は「これから良い方へ向かっていく音」と所感を述べられました。
良かったぁ。

私は、こういった日本の伝統文化や歴史を後世にしっかりと伝えていきたいと思っております。
もともと歴史好きですが、子どもが生まれてからは、より一層思うようになりました。
そこには必ず日本人の心がある。
何か大切にしなければならないものを改めて感じることもできます。
それらを伝えていくのは、今を生きる私たちの使命だと思います。
ご存知ですか?「釜鳴神事」@御田八幡神社 港区議会議員 やなざわ亜紀













さて、御田八幡神社の釜鳴神事は年2回。毎年1月15日と5月15日です。
次回1月15日、ご興味のある方はぜひ参列してください。
近くなったら、また改めてお知らせいたしますね。

港区議会議員 小田あき(現 やなざわ亜紀)

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