今回の議会で、平成25年度中の待機児童解消策が少しずつ前倒しになりました!&小規模保育園について



今回の議会で、平成25年度中の待機児童解消策が少しずつ前倒しになりました!&小規模保育園について 港区議会議員 やなざわ亜紀


3月10日のブログで「平成26年4月に待機児童を0にすることを目標にした平成25年度の予算とその計画」を書きましたが、
今回の議会(予算特別委員会)では、私も、他の多くの議員も、
とにかく今年待機児童になってしまった人への救済策について、多くの質問をしました。
その効果もあり、
この議会中に、区立認可保育園の定員の弾力化、緊急暫定保育施設の定員の拡大、年齢別定員の弾力的運用が実施されることになり、
さらに、
当初、平成25年10月開設予定だった芝浦二丁目保育園(私立認可)と三田一丁目保育園(私立)が、8月に開設!
平成26年4月に新設予定だった芝浦港南地区の緊急暫定保育施設は12月(※前倒しは0~2歳のみ)に前倒しで開設されることになりました!
その他の、私立認可保育園の誘致についても、前倒し開設に向けて区が交渉中です!!
進んだ!!嬉しい!!

国の“子ども・子育て3法”が施行目前であったり、
東京都の新規事業の“スマート保育”など(後述)、待機児童解消への追い風はありますが、
とにかく今は、
“保育園事業は国や都ではなく、一番身近な地方自治体が行うべである”というのが前提となっていますから
(↑私はここも少し変えたい。限界があるから!)
保育需要が逼迫して、現在困っている区民のことを考えると、
区で実施できるようになるまでには時間のかかりそうな国や都の制度頼みではなく、
基礎自治体でできることを、とにかく早期にやり尽くして解消していくしかないと思っています。

私は、認可保育園や緊急暫定保育室の設置や私立認可園の誘致と共に、
今年活用すべきだと思うのが、
東京都の、小規模保育施設整備促進のために導入予定の新事業「スマート保育」ではないかと思います。

◆東京スマート保育とは◆
東京都が2013年度の予算案に新規事業として計上しているもので、
6人以上19人以下の小規模保育施設に対して、独自の補助制度を創設する。
開設に必要な全額として1,500万円を補助。
(港区に関しては、地価が高いため、もしかするともう少し必要となる場合があるかも。)
児童1人当たり、例えば0歳児では月に7万2000円の運営費を区市町村に助成するとしており、
まだ審議の途中ではありますが、さっそく、杉並区長が第1号に志願している。

そこで、予算委員会の際に、
「国も、子ども・子育て3法において地域型保育給付の対象として小規模保育を入れていますし、
東京都もスマート保育で補助を出すと言っています。
現在、待機児童となり困っている区民のためにも、
数か月ですぐに設立の可能な小規模保育園の早期導入をすべきだと思いますが、いかがでしょうか。」
という内容の質問をしたんですね。

それで、区側の答弁は、
「区は、認可保育園のみならず、緊急暫定保育施設や私立保育園、認証保育所の誘致など多様な手法により、地域のニーズに応じて待機児童解消に取り組んでまいりました。小規模保育は駅や自宅に近く、アットホームで一定のニーズがあり喜ばれています。
小規模保育園については、保育園不足の受け皿となり、認可保育園などを整備するより費用がかからないというメリットがある一方で、特に3歳児以降に入園ができる保育園の確保が課題となっており、待機児童の動向、および3歳児の空き状況を考慮する必要があります。
また、国の子ども・子育て支援新制度に基づく、小規模保育などの地域型保育事業については、平成25年度に認可基準等にかかる政省令が交付されると聞いており、国の動向を注視していく必要があります。
今後、子どもと家庭の生活実態や保育サービスの利用意向等の区民ニーズを的確に把握するための調査を実施し、待機児童解消に向け定員拡大を図るとともに、小規模保育も含めた都心港区ならではの保育について検討してまいります。」

とのこと。
これまで、ほぼNOだったから考えてくれるのがありがたいんだけど、今、導入してほしいんだよーー。
だって課題の3歳児以降の入所については、今回の予算で計上しているように平成26年度に向けた大幅な定員増大の予定があること、
現在でも、4、5歳児のクラスで空きが出ていることなどを考えても今後はますますクリアできると思うんだけど。
・・・と言って、そのシュミレーションを依頼中。

もちろん、待機児童の解消が目的で、小規模保育の導入が目的ではないので、
認可保育園や緊急暫定保育室の設置やみなと保育サポート等で、
待機児童が解消できるのであれば、もちろんそれで良いと思っています。
しかし、いくら港区の財政状況が他の自治体より良いとはいえ、
それでも認可保育園の新設や誘致にはイニシャルコストもランニング費用も莫大な費用がかかりますし、
区もこれまではそこを心配して、保育園の定員拡大には慎重にならざるを得ないところがあったのは事実だと思うから、
今後またそういうことにならないかを懸念しています。(ならないように、しっかり私も努めていくけど!!)

マンションの空室などで、機動的に保育園が作り出せ、
必要がなくなったらすぐ撤退できるような小回りのきく小規模保育園は、
認可保育園の設置と共に、その需要の隙間を埋めるような形で、やはり必要だと思うのです。

長くなりましたが、とにかく今後も、待機児童解消に取り組んでいきますね、

港区議会議員 小田あき(現 やなざわ亜紀)

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