その①:「子どもたちの安全対策に関する請願」が今回の定例会で採択されました。
※以前、公明党議員団の方で署名された方がいらしゃったにも関わらず、0人と書いてしまいました。
改めて深くお詫び申し上げますとともに今後はこのようなことがないよう注意いたします。
記事を修正しました。
6月16日、1つの請願が受理され、同日、防災・エレベーター委員会に付託されました。
【請願名】
子どもたちの安全対策に関する請願
【請願趣旨】
東日本大震災及び大震災により発生した原発事故に関して、未来ある子どもたちの安全と健康を守るため、港区独自の万全な対策を要望する。
【請願内容】
(1)独自のきめ細かい放射線測定と土壌からの放射能物質の検査・除染。
(2)保育園・小中学校給食の食材及び調理による内部被曝をなくす(ゼロ放射能宣言)
(3)乳児用調乳やお茶の水のミネラルウォーター(天然水)使用(保護者の持ち込み許可)
または放射能除去機能のあるRO・逆浸透膜浄水器などの設置。
(4)お茶にも放射性物質が検出された事実もあり、全品検査で検出ゼロになるまでは、
保育園児のお茶は外国産のものを使用する。
(5)東日本大震災をうけて安全対策を強化して欲しい。
来年3月完成を目指し、児童施設災害時行動マニュアル作成をされると聞いていますが、
その間、直下型地震や東海地震がいつ起こるかわかりません。各施設において、早急に万全な体制をつくっていただいたい。
この請願は、
長期化する原発の不安を少しでも取り除きたい、他の自治体の取り組みに対して、港区はどうなっているの?
子どもたちの安全を守るために、どうかお願いしたい!
と港区の保護者の方々が立ち上がって出されたものでした。
私自身も、これまで保護者の方々から、直接、もしくはメール、ツイッターなどで相談を受けたりし、議会前から動いていたため、
この問題に関しては、
行政に任せっきりにしてもいけないし、
また行政としてもできることとできないことがあり、単純にはいかないことも徐々にわかってきました。
そして何よりも、保護者間ですら温度差があり、
下手をすると、「一部の親だけが騒いでいる」というとらわれ方になりかねないという問題があると感じていました。
ただ、母親というものは、子どもに対してはロジックでは片付けられない母親独自が備えている第六感というものもある。
これだけ心配している保護者が多いということは、
いくら安全と言われていても安全とは完全には言えないのかもしれない。
親自身が自己責任において子どものことを心配している結果でしょう。
少なくとも不安に思っている保護者は多く、
安全かもしれないが、安心とは言えない状況となっている。
それで日常の幸せを奪っているとしたら。また、子どもにも良くない影響を与えるとしたら・・・。
両親と子どもの幸せを少しでも守りたい。
なんとか、港区のこの現状を改善していけたらと思い、必死でした。
→続く
港区議会議員 小田あき(現 やなざわ亜紀)
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