今日の委員会レポートその1。なぜ!?待機児童解消のための具体的な数値目標、根拠に乏しい区政。徹底して改善を求めていきたいと思います!
今、港区では平成24年度~平成26年度(2012年度~2014年度)の港区基本計画を策定中で、保健福祉委員会では、文字通り「港区地域保健福祉計画」を練っています。
今日はその中でも「子育て・子育ち施策」についてを議論しました。
やはり質問が多くなったのは保育園の待機児童のことです。
港区では12月1日現在(1月13日現在出ている最新の数字)、待機児童が217人います。
前年同月に比べて35人少ない人数となっており、1人でも減らしていかなければならないので、そこについてはありがたく評価したいと思います。
しかし、今保育園に入れない保護者の方にとっては困っている現状は全く変わらず、入園できるのを待ち望んでます。
働く親にとっては、待機しているこの1年、いや数カ月が人生を変えると言っても過言ではありません。
港区の保育園では今年(平成24年1月~12月)、新たに381名の定員拡大がなされます。
区民税の大幅減で厳しい財政運営をしていかなければならない中で、この定員拡大はありがたく、
また381名というと、現在の待機児童数は217名なので、4月の入園希望者を入れても解決しそうと思いがちなのですが、
その381名の内訳は0歳27名、1歳37名、2歳45名、3歳89名、4~5歳児183名の合計381名です。
一方、現在12月の待機児童217人の内訳を言いますと、
0歳133人、1歳57人、2歳20人、3歳5人、4歳2人、5歳0人(むしろ40人ほど定員割れ)
・・・・・・。
これで待機児童が解決するわけはありません。
この半年、必死でいろいろ発言や提案、相談をしてきました。
もちろん反映していただいたところもいくつもあり嬉しく思いますが、
今日の委員会の中では根本的な部分で「それについてはやはり難しかったです。」「研究して行きます」との解が多く、
行政の方々とも「想いは同じ」と思っていただけに、(いや、もちろん想いは同じなのだけれど)、
なぜ・・・・・!?という疑問や怒りの気持ちが強まり・・・・
今日のところはここまで。
怒りも疑問も課題も続きは明日書いてUPしますので、引き続きぜひ読んでみてください!
そしてご意見・ご感想を幅広く募集しておりますので、ぜひお寄せください。
Mail:info@odaaki.jp
また、私は直接対話の方が好きなので、その辺で見かけたらいつでも声をかけてください。
また、いつでも区役所の控え室にお越しください。お待ちしております。
それではまた明日。失礼いたします。
港区議会議員 小田あき(現 やなざわ亜紀)