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子どもの貧困

こんにちは。
港区議会議員のやなざわ亜紀です。

もう2年前になりますが、
釧路を訪れた時、
日本の中でもこういう問題があることを初めて知りました。

2年前の自身の記録より。


子どもの貧困 港区議会議員やなざわ亜紀

昨日から北海道に来ています。昨日は釧路市。
市民の18人に1人が生活保護受給者。

釧路の三大産業である水産、石炭、紙パルプが、それぞれ国の規制、国の政策転換、国際的な経済情勢の中で、大きな打撃を受けた結果がこう。

また、釧路市の離婚率は国の2倍程と言うこともあり、
給世帯の子どもの8割は母子家庭の子ども。

「ここに来たら食べる物があるから」と市の施設に通う小さな子もいる。
ここは日本?
日本でもこういう問題があるの?
聞いていて泣きそうになったが、泣いても仕方ないので耐える。

さらに生活保護世帯と、そうでない子どもたちとの学力に差が出ていると言う現実。

私は文科省の言う学力と、
生きて行く力や才能は必ずしも一
致しないと考えてはいるけれど、

何かに出逢え、才能を切り開いていける力がある人は最高で、
そこまでならなくてもそこそこ満足できる状態にある人はそれで十分良い。

でも、そうならない人も多い。

貧困であることから、そうでない状態以上に遭遇してしまう、
子どもの時からダメだと刷り込まれていく潜在意識、

努力してもダメで、削られ続けて行く自尊心。

どんどん頑張る気持ちや生きて行く力を殺いでいかれる。

この負のスパイラルを一気に逆回転にできるのは、働くこと。
雇用、就労。
でも、仕事がない。働く場所がない。

企業は海外に出ていく。
日本は人件費も高いので、工場も海外につくる。それで新しい雇用も生まれず、生活保護者が増えるなんて、、、どうにかできないものかと思う。

なんて、書いていたのだけど、
それから、さらに2年、議員を続けてきて、
やっぱりこの問題に立ち向かわないといけないと思う気持ちを強めています。

またこの時は釧路など一部の地域だけだと思っていたけれど、
決してそうではありませんでした。

「子どもの貧困対策大綱」が出されましたが、
子どもの相対

港区議会議員 やなざわ亜紀

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