東京が変わらなければ、この国に未来はない。そしてそれら志は、つづいていると思いました。
先日、森ビルの社長、会長として港区にある六本木ヒルズなど、国内外で都市開発を手掛けた故 森稔氏の「お別れの会」(港区・グランドハイアット)に参列させていただきました。
祭壇の傍らには東京の都心部を再現した大型模型、前方スクリーンには、空を流れる雲の映像と共に(「龍になれ、雲、おのずから集まる」と遺した森稔さんそのもののような)、森稔さんが残された言葉が次々と流れ、その一つ一つに、新しい発見や、恐れ多くも共感する部分や、道標を示してくださるようなものや、私がここしばらくもやもやと抱いていた感情に答えを出してくれたようなものもあり、大変感慨深い思いでいっぱいになりました。
「前例は自分たちでつくる」
「変わるリスク」より「変わらないリスク」の方がはるかに大きい。
「都市開発とは見果てぬ夢である」
「経済だけで文化がないような都市では世界の人を惹きつけることはできない。」
などなど。
この言葉たちや耐えることのない多くの参列者を見て「本当に偉大な方だったのですね」と、会場でお会いした森ビルの役員の方に話してしまったほどでした。
そして、会場外にあった、この掲示を見た時、
「この志は、しっかりとつづいているなぁ」と思いました。
お会いする機会も多い河野取締役はいつも「東京が変わらなければだめだ!」「世界を見ないとだめだ!」とおっしゃっています。
また、私も、
とにかく、この国は「これまでにとらわれない都市づくり」をしないといけないと思っています。
待機児童の問題にしても、何にしても、必ずこの「都市」という部分、ここに行き着くからです。
ちなみに、ちょっと話が変わりますが、
私の友人曰く、アジアヘッドクォーターも100周ぐらい遅れてると・・・。
私の友人たちは、日本はもうだめだからと海外移住を考えている人が多いんですね。
でも、その友人たちも
「あきちゃん頑張って」と応援してくれる。
それは諦めないで頑張り続けて欲しいという意味だと思うので、頑張ります。
もっともっともっといっぱい勉強して、持続可能な発展をとげていけるように、
港区から、東京から!
港区議会議員 小田あき(現 やなざわ亜紀)