都議会のヤジ問題 再発防止議連会長、自身の発言に対し謝罪はしたけれど・・・不安。
今年6月の東京都議会で「早く結婚したほうがいいんじゃないか」という女性蔑視のヤジ発言。
日本中が揺れ、世界へも発信され、批判の的となった。
都議会では、再発防止に向けた協議を進めていくとして、
9月16日、
男女共同参画について議論する議員連盟の総会が5年ぶりに総会が開かれたそう。
その会長に就任した議員が、
カメラとマイクを向けられている中、記者団に向かって、
「結婚したらどうだ、とは僕だって言う。平場では」
「議会の会議規則には私生活を論評してはいけないと書いてある。発言者個人に対して公の場で言ったのが問題だ」
という内容のことを堂々と言っていたのには、
驚きを隠せなかった。
その時、私は、
港区議会の委員会の質問を考えながら、聞き流す感じでテレビのニュースを聞いていたのだが、
思わず顔を上げ、ニュースに見入った。
えっ、まだこういうことを言う?
規則とかそういうことではないよ、
問題の本質を全くわかってないのでは?
しかもセクハラヤジが問題となった、東京都議会の議員が!
しかも、セクハラヤジがきっかけで再活動した会の会長が!!
めちゃくちゃがっかりした。
案の定、また内外から反発や避難があり、
昨日、臨時会が開かれ、その議員は謝罪したそうだけど、
なんだか問題の本質がわかってなさそうな人が会長で大丈夫だろうかと不安になってしまった・・・。
この非難を受けたことを真摯に受け止め、
セクハラや女性蔑視について、
さらに真剣に受け止め、考え、
問題解決につなげる議員になってくださればよいのだが・・・。
若干不安を感じてしまうのは私だけでしょうか??
港区議会議員 やなざわ亜紀