決意
民主党公認を受ける前のこと。
「今日の4時、国会議事堂の衆議院会館に来れますか?」
「私は行けますが、赤ちゃんを預けるところも赤ちゃんを見てくれる人もいません。
連れて行っていいですか?」
民主党の方々が優しくて、「それはしょうがない」と認めてくれました。
うちの娘の真愛は5ヶ月で国会議事堂デビュー?です。
上下黒のスーツ来て、ヒール履いて、エルゴの抱っこ紐で真愛と一緒に向かい、
そこで面接などしました。
そのときは、
「赤ちゃんが小さすぎるからもう1度考えた方が・・・」
「保育園も入れないだろうし、難しいんじゃないのかな・・・」
と、ダメというわけではなく、再検討をしてみた方がいいということで
面接は一度終わりました。
帰り際落ち込んで「やはり難しいかなぁ」と思ったのですが、
帰宅後は、
そもそも、子どもが小さいことで諦めなきゃいけないことが多いこの現状、
また、保育園に入れず復職も難しい今の現状を、
今の気持ちのまま訴えていきたいから出馬を決意したのに、
結局、政治家(を目指すものも含む)がこのことを理由に諦めるようでは、
日本はまだまだ変わっていかないんじゃないかと思いました。
こんなにも可愛いい、そして社会の宝である子ども。
国の未来を担う、大切な宝です。
少子高齢化が進む日本において、
高齢者の方々を支える若い世代は貴重な存在です。
その子どもを生むことはリスクだという考えの方もやはり多くいらっしゃいます。
私自身、二人目を産みたいと思える安心感は経済的・環境的にもいまだありません。
それでも
私は子どもをリスクだなんて考えたくありませんし、皆様にも思って欲しくありません。
少子化対策になることは徹底的に訴えていきたいと思います!
だからこそ私は、このたび20代最後の挑戦を決意しました。
小田あき(現 やなざわ亜紀)