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◆頑張る女性を周りが支えるものに。

「女性活躍推進法は、頑張っている女性をさらに頑張らせるものではなくて、女性を周りが応援するものでなければならないのです。」←これは私 。

 

今夜の#家売るオンナの逆襲 のサンチーのセリフが、昔、私が議会で言ったことと趣旨が一緒過ぎて しびれた。

 

あの時は一部の男性にしかわかってもらえなかったけれど、今なら!!と思い、議事録から引っ張ってきました。

 

 

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平成二十七年八月に制定された女性の職業生活における活躍の推進に関する法律、いわゆる女性活躍推進法では、豊かで活力ある社会を実現するため、自らの意思によって職業生活を営み、または営もうとする女性の個性と能力が十分に発揮されることが一層重要であるとしています。この法律の意図、趣旨はよく理解できますが、国、地方自治体、民間を問わず、女性活躍推進という言葉がひとり歩きしている側面もあると思います。

女性が活躍するためにやることは、女性を係長や管理職に登用させることだけではなく、男性も含めたワーク・ライフ・バランスの見直しや、女性本人の意思に基づいた働き方ができるような幅広い取り組みが必要だと考えます。具体的に言うと、家事労働や育児・介護を女性に任せたままでは、女性が活躍し、係長や管理職の仕事をこなすことは、現実的に難しいのではないかと思います。今や就労している母親は六四%と、十年前と比べて十一ポイント増加し、末の子どもが高校生になると、七六%の母親が就労しています。しかし、日本では男は仕事、女性は家事・育児という性別役割分業の意識がまだ強く、女性の労働化ほど男性の家事・育児の分担は進んでおりません。

総務省の社会生活基本調査によりますと、六歳未満の子どもがいる世帯の一日の家事・育児関連時間について、夫は一時間三十六分である一方、妻は五倍の五時間四十三分となっています。女性は家事をして、育児をして、仕事をして、もう頑張っています。さらに固定概念の女性らしさを求められる場合もあります。これ以上頑張れといっても難しいです。サポートしてくれる人が必要なのです。家族、地域の方、民間や行政からの支援も必要です。女性活躍推進法は、頑張っている女性をさらに頑張らせるものではなくて、女性を周りが応援するものでなければならないのです!

 

 

港区議会議員  やなざわ亜紀

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